Penthouse - Take Me Maybe

始まりと終わりが待ち合わせて
踏切越しに別れ告げる
掠れ切った定期券片手に
肩の荷を下ろした改札

さよならを告げる君よ彼方へ
果てしない旅路求め行け
見飽きた顔に同じ口癖
くだらないものこそ愛しい

今耳を突いた 春の汽笛は
滲んだ視界を晴らすようで

だから take me maybe どこかの知らない街へ
今はもう (今はもう) 君がそばにいなくても迷わないよ
お揃いの記憶を 握りしめたら
さよなら (さよなら) 明日へ歩き出してく またどこかで

タイムカプセルに詰めたのは
大人になりたかった僕と
赤く錆びついたバインダーに
挟まったままの仄かな夢

今鼻をついた 春の匂いが
霞んだ未来を鮮やかに開く

書き殴ったグッバイ消したら ほら手を振るよ
夜から (夜から) 隠れて笑い合った日思い浮かべて

始まりと終わりが溶けた窓辺
いたいけなあの頃が映る
揺られるままに 離れてく街
海に沈む夕日が 放射線を注ぐ

だから
だから take me maybe どこかの知らない街へ
今はもう (今はもう) 君がそばにいなくても迷わないよ
お揃いの記憶を 握りしめたら
さよなら (さよなら) いつかこの思い出で 待ち合わせて

Written by:
Penthouse, Shintaro Namioka

Publisher:
Lyrics © BMG Rights Management

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